【独自】被爆アオギリ「根を切っていた」 Ｇ７サミット記念館建設で樹木医が判断 広島・平和公園 | 広島ニュースTSS | TSSテレビ新広島

広島市の平和公園にある「被爆アオギリ」の木が弱っている問題で、隣に「Ｇ７サミット記念館」を建設した際にアオギリの根を切断していたことが分かりました。 この問題は平和公園にある被爆アオギリのうち１本が今年５月に「Ｇ７サミット記念館」が建設されて以降、弱っているものです。 広島市は、「記念館」の壁に当たった日差しが乱反射しアオギリに影響を与えた可能性があると指摘され、２４日朝、記念館に遮光ネットをかけました。 【久保田記者】 「サミット記念館のすぐ隣に被爆アオギリがあります。記念館建設にあたり樹木医の適切な判断のもと根を切るという処置が施されました」 広島市は被爆アオギリの根を切ったことが弱ってきたことに影響しているかは分からないとしながらも、判断に問題はなかったとしています。 このアオギリは爆心地からおよそ１．３キロで被爆しながらも新芽を吹くなど平和を象徴する存在として親しまれてきた樹木で、