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方法を模写するということ|ちくま学芸文庫|大黒 弘慈|webちくま
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方法を模写するということ|ちくま学芸文庫|大黒 弘慈|webちくま
大黒弘慈さん(京都大学大学院教授)は、宇野弘蔵の『社会科学としての経済学』をどう読んだのか。6月刊... 大黒弘慈さん(京都大学大学院教授)は、宇野弘蔵の『社会科学としての経済学』をどう読んだのか。6月刊のちくま学芸文庫より解説を公開します。 いわゆる宇野理論は、戦後啓蒙思想から一貫して距離を置いていたにせよ、それ自体が戦後日本の自由な言論空間をまって開花し、逆説的にそれに依拠していたといえる。その際、宇野理論の特徴として一般に了解されているのは、おおむね以下の三点であろう。第一に、科学はイデオロギーから峻別されなければならない。第二に、論理は歴史から峻別されなければならない。そして第三に、原理を直接に現実の資本主義社会分析に適用することはできず、原理論・段階論・現状分析という三段階の階梯を経なければならない(理論は実践から峻別されなければならないという主張がその延長線上にある)。これらの特徴は、宇野理論が戦後啓蒙思想の一つと了解されてしまうことと関連して、科学の非中立性を弁えない素朴な科学主