エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
【養老孟司が教える】「同じ自分」でいれば、飽きるに決まっている
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
【養老孟司が教える】「同じ自分」でいれば、飽きるに決まっている
「ただ面白いから一日中、虫を見ているだけ。そうしているうちに、なにかがわかってしまう」(本文より... 「ただ面白いから一日中、虫を見ているだけ。そうしているうちに、なにかがわかってしまう」(本文より)。 大の虫好きとして知られる養老孟司先生が、長年、虫と自然に教わってきた世界の見方、生き方のヒントとは――? 好評発売中のヤマケイ文庫『養老先生と虫』から、一部を抜粋して紹介します。 文=養老孟司、写真=伊藤弥寿彦 ファーブルはなぜすごい? ファーブルの『昆虫記』は九十歳を超える一生の中で虫を見てきた記録である。これは凄いと思う。生活費も稼がなくてはならなかったのだから、虫だけ見ていたわけではない。ファーブルみたいな人がいたということが、虫が見るに値することの証拠になる。 ファーブルはまさに「この道一筋」の人だった。この慣用句は、一生同じ会社に勤めていた、というような意味ではない。「この道」というのは、あまり目立たない、地味な仕事という意味であろう。でも、それを一生、ひたすらやっていた。それが