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大鏡 | 10min.ボックス 古文・漢文 | NHK for School
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大鏡 | 10min.ボックス 古文・漢文 | NHK for School
平安時代を舞台にした歴史物語、『大鏡』。宮廷での熾烈(しれつ)な権力争いを、天皇や貴族のさまざま... 平安時代を舞台にした歴史物語、『大鏡』。宮廷での熾烈(しれつ)な権力争いを、天皇や貴族のさまざまなエピソードを交えて描き出しています。万寿(まんじゅ)二年(1025)、雲林院(うりんいん)というお寺の場面から『大鏡』は始まります。「先(さい)つ頃、雲林院の菩提講に詣でてはべりしかば、例人よりはこよなう年老い、うたてげなる翁(おきな)二人、嫗(おうな)といきあひて、同じ所に居ぬめり」。菩提講という、念仏などを唱える会。集まった人々の中に、ひどく年をとった3人の老人がいました。 その中の一人は、190歳の大宅世継(おおやけのよつぎ)。古い知り合いと再会し、昔話に花を咲かせます。「年頃、昔の人に対面(たいめ)して、いかで世の中の見聞くことをも聞こえあはせむ、このただ今の入道殿下の御有様をも申しあはせばやと思ふに、あはれにうれしくも会ひ申したるかな」――長年、昔の知り合いと会って、世の中で見聞きす