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WSL2でXDPのxdp_drop_count.pyを動かすまで
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WSL2でXDPのxdp_drop_count.pyを動かすまで
はじめに 前回の記事ではWSL2にeBPF開発環境を構築してhello_worldを動作させました。 今回はeBPFのXDP... はじめに 前回の記事ではWSL2にeBPF開発環境を構築してhello_worldを動作させました。 今回はeBPFのXDPをWSL2上で動作させるための環境構築をしていきます。 0. XDP対応状況の確認 WSLで使用しているネットワークドライバがXDPに対応しているか確認します 上記からeth0がhv_netvscを使用しているのがわかったので、対応状況をマニュアルで確認します。 Microsoft hv_netvsc driver 5.6 351e1581395f との記載があり、hv_netvscはkernelバージョン5.6以上であれば対応していることが確認できました。 1. カーネルの更新 前回の記事でカーネルのビルドまで済ませていたので、ビルドしたカーネルイメージを使ってWSL2を起動します。 $ cd WSL2-Linux-Kernel $ cp vmlinux /mnc/