「レーシックで被害」眼科医関係先を捜索 警視庁、業務上過失傷害容疑で - MSN産経ニュース

溝口朝雄・銀座眼科元院長の関係先に家宅捜索に入る警視庁の捜査員ら＝１１日午後１時４５分ごろ、さいたま市浦和区 銀座眼科（閉鎖、東京都中央区）で、レーザーを使って近視を矯正するレーシック手術を受けた患者が感染症などを発症した問題で、警視庁捜査１課と築地署は１１日、今年１月に３０代女性に手術をして感染性角膜炎を引き起こしたとして、業務上過失傷害の容疑で、溝口朝雄元院長の自宅など関係先数カ所の家宅捜索を始めた。 中央区保健所の調査で、患者７５人に感染性角膜炎などの健康被害が出たことが判明した。溝口元院長によると、同眼科は平成１８年８月に別の眼科を引き継いで開院。消毒機器もその際に引き継ぎ、メンテナンスは一度も行っていないという。保健所は消毒機器の衛生管理や、医師の手洗いが不適切だったことなどが原因とみていた。 被害を受けた患者５０人は７月３０日、溝口元院長らを相手取り、総額約１億３３００万円の損