ペットボトルいかだで救助 香川の中２男子表彰 - MSN産経ニュース

香川県さぬき市は２８日、さぬき市の曽根海岸沖でおぼれていた男子中学生（１４）と知り合いの男性（３１）を救助した同市立大川中学校２年、光田太一君（１３）を表彰した。救命具になったのは子供たちがペットボトルを組み合わせて作ったいかだだった。 光田君は今月２日午後７時半ごろ、おぼれた中学生のおじが浜辺で「助けて」と叫ぶのを聞いた。近くにいた地元子供会の世話役に知らせると、「これを持って行きなさい」とペットボトルで作ったいかだを渡された。 一人で沖合約５０メートルまで泳ぎ、２人をいかだにつかまらせて海岸まで引っ張って救助。いかだはペットボトル１６本をプラスチックの棒を組んだ枠につなぎ、縦７０センチ、横９０センチ。この日、子供会で作ったという。光田君は「すぐに行かなければと思った。普通のことをしただけ」と話している。

[omaya]

「これを持って行きなさい」