２６キロ漂流、都営地下鉄職員を無事救助 千葉沖でボードセーリング中 - MSN産経ニュース

１４日午前１１時ごろ、千葉県旭市の飯岡灯台の南の沖合約２６キロを航行していた山口県宇部市の福正汽船所有のタンカー「ニュー維新」（牧山明春船長、４９７トン）から、「漂流しているサーファーを救助した」と銚子海上保安部に電話で連絡があった。 同保安部によると、救助されたのは１３日昼に旭市の飯岡海岸でボードセーリング中に行方不明となっていた東京都台東区根岸の都営地下鉄職員、牧本宏さん（５４）。けがはなく、疲れているが元気だという。 牧本さんは１３日午前１１時ごろ車で飯岡海岸に着き、１人でボードセーリングを始めて間もなく帆を支えるポールが折れ、風や波に流されたらしい。ウエットスーツを着用していたため、体温の低下を免れたという。 １３日昼以降の飯岡海岸周辺の天候は曇りで、北または北北東の風１０〜１３メートル。海水温は約１９度で波の高さは２、３メートルあったという。