朝のＪＲ事故、仕事始めの１９万人に影響 - MSN産経ニュース

５日早朝、兵庫県内でＪＲ東海道線立花－甲子園口間の武庫川橋梁線路上に横たわった尼崎市の無職男性（８２）が貨物列車にひかれて死亡した事故で、ＪＲ各線は通勤時間帯を中心にダイヤが大きく乱れ、仕事始めの会社員ら約１９万４０００人に影響が広がった。 ＪＲ大阪駅では、列車の遅れを知らせるアナウンスが繰り返し流れた。取引先へ年始のあいさつに向かう途中だった大阪市北区の男性会社員（２９）は「改札を通ったところで事故を知った。年始からちょっと幸先が悪いですね」と話していた。 ＪＲ西日本によると、東海道線や福知山線、東西線などで計１６１本が運休や部分運休し、１５７本が最大１時間１４分遅れた。振り替え輸送の阪急電鉄や阪神電鉄にも遅れが出た。