国内住宅の太陽光発電導入件数、２０１０年は２倍に - MSN産経ニュース

太陽光発電協会の川村誠代表理事（京セラ会長）は１６日、２０１０年の太陽光発電システムの国内住宅への導入件数が今年と比べて２倍程度（２０万件強）になるとの見通しを示した。「二酸化炭素（ＣＯ２）削減の動きは止まらない」と述べ、環境意識の高まりが普及を加速させるとした。共同通信のインタビューに答えた。 川村代表理事は、国内業界にとって０９年を「変化がはっきりした年」と表現。政府の補助金復活や新たな電力買い取り制度の寄与で、０９年の導入件数も０８年の２倍程度になったことを明らかにした。一方、「補助金が永久に続く業界はない」とも指摘。設置工事費も含めた全体でのコストダウンがさらに必要との認識を示した。