【サッカー女子Ｗ杯優勝】スポーツ用品各社 “空白地帯”で商機に即応できず - MSN産経ニュース

サッカーの女子ワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会で１７日（日本時間１８日）、日本代表「なでしこジャパン」が決勝戦に挑んだ。女子サッカー人気は急速に高まりそうだが、スポーツ用品各社は女性専用のサッカー用品をほとんど手がけていないのが実態で、各社はようやく商機を探り始めたところだ。 英サッカー用品ブランド「アンブロ」の国内商標権を持つデサントは、男女共用のウエアを販売しており、とくにＳサイズを女性向けに強化する方針。ただ、子供向けは男子用しかない。担当者は「（女子用の）需要がどこまで伸びるか見極めが難しい」と打ち明ける。 アシックスも、女子サッカーへの期待は大きいものの、女性専用商品はなく、男女共用商品の拡販を急ぐ。ミズノも同様で、女子サッカー用品の市場が成長するには、もう少し時間がかかりそうだ。 男子サッカーに比べて女子サッカーの競技人口はまだまだ少なく、各社はどこまで女子サッカー熱が盛り上が