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【著者に聞きたい】益田ミリさん『すーちゃんの恋』 現代女性の揺れ動く気持ち+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
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【著者に聞きたい】益田ミリさん『すーちゃんの恋』 現代女性の揺れ動く気持ち+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
「それでよかったって思う生き方をすれば、なんともないのよ」。主人公、すーちゃんこと森本好子は現在... 「それでよかったって思う生き方をすれば、なんともないのよ」。主人公、すーちゃんこと森本好子は現在、保育園で調理師として働く37歳の独身女性。前作『どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心』で、逃げるように退職し、負い目を持っていた。そんな彼女に、今の上司がかけた言葉は心に染み入るように優しい。 「逃げた」のではなく「辞めた」、ただそれだけのこと-。見過ごしてしまいそうな細かな感情がさらりと表現され、多くの女性の共感を得た漫画「すーちゃん」シリーズも4作目に。 「『逃げた』という言葉にしばられないでほしかった」と著者は語る。人は知らず知らずのうちに言葉に縛られがち。登場人物を通して救いの言葉を受け取る読者は、凝り固まった心がほぐされていくことに気づく。新職場で、子供たちのために何かできないかと一生懸命に考え、行動する主人公の姿に心打たれる。 「『一生懸命働く』というと、ぴーんと張り詰めて必死に、