ＳＮＳ 原因特定に一役 食品を介した米の集団感染 - MSN産経ニュース

代表的なＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）であるフェイスブックへの投稿が、食品を介した集団感染の原因特定に一役買った事例が、米医学誌に報告された。食品からの感染例は少ない細菌だったため、患者が個別に治療を受けただけでは原因食材が分からなかった可能性があるという。研究者は「ＳＮＳはうまく使えば感染症の調査にも有用だ」としている。 集団感染の発生は昨年３月。米中西部ミネソタ州の高校のダンスチーム員と家族らが開いたパーティーの翌日から、出席者に咽頭炎が相次いだ。チーム員の交流に使われていたフェイスブックに、発症したという投稿が多いのに気づいた保護者が州の保健当局に連絡し、調査が始まった。 患者の一部は迅速診断でＡ群連鎖球菌による感染症と判明。症状は咽頭炎や発熱など風邪と似ていて、せきなどによる飛沫（ひまつ）感染が多いため、通常は食品との関係が疑われることは少ない。 保健当局がパーテ

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「チーム員の交流に使われていたフェイスブックに、発症したという投稿が多いのに気づいた保護者が州の保健当局に連絡し、調査が始まった。」

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『食品からの感染例は少ない細菌だったため、患者が個別に治療を受けただけでは原因食材が分からなかった可能性がある』＞Ａ群連鎖球菌による感染症、飛沫感染が多いため、通常は食品との関係が疑われることは少ない