魚の「寝姿」見てみよう 名古屋港水族館で夜の観察会 - MSN産経ニュース

名古屋港水族館（名古屋市港区）は夏休み期間の毎週金曜日と土曜日に、館内のイルカや魚の寝姿などを観察する「ナイトウオッチング」を開いている。 夜の部が始まるのは閉館後の午後８時１５分。飼育員に案内され、照明を落とした水族館を約１時間探索する。 浮き沈みをゆっくりと繰り返しながら眠るバンドウイルカ。目をつぶってじっと動かないウミガメ。暗闇の中で眠っていても泳ぎ回るマグロ。ペンライトのわずかな光に照らされた未知の光景に参加者から驚きの声が上がる。 家族で参加した名古屋市の会社員山本秀樹（やまもと・ひでき）さん（４４）は「目をつぶったカメが印象的」。妻庸子（ようこ）さん（４１）も「（暗いと）魚の色が変わる」と楽しそうに感想を語った。 ナイトウオッチングは８月２９日まで。参加費は無料で、希望日の１週間前までに往復はがきで申し込む。問い合わせは名古屋港水族館、電話０５２（６５４）７０８０。