沿岸路線に津波注意区間 ＪＲ東日本横浜支社がマニュアル改訂 - MSN産経ニュース

ＪＲ東日本横浜支社は、今年３月に神奈川県が策定した津波浸水予測図を受け、沿岸地域を走る路線を対象にした「津波マニュアル」を改定して運用を始めた。改訂版では、新たに「津波注意区間」を設け、津波警報発令時は電車を区間内に進入させないことなどを規定した。 ＪＲ東日本が東日本大震災を受けて今年２月に策定した津波マニュアルでは、「大地震が発生した場合は津波を想起して情報収集に努め、連絡が取れなければ自ら避難を判断する、避難を決めたら速やかに誘導する」などと定めている。 改訂版では、県の津波浸水予測図を基に、津波で浸水する可能性がある区間を「津波注意区間」として指定。対象は鶴見線▽東海道線▽南武線▽根岸線▽横浜線▽横須賀線－の６線区２６区間で、距離は約６０キロ。 津波警報発令中は電車が区間内に進入しないようにするほか、区間内に停止した場合は乗客を高台などに避難させる。運転士や車掌らは区間内の路線周辺を

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