【秋山仁のこんなところにも数学が】（９１） 不器用な人のためのカードマジック (1/3ページ) - MSN産経ニュース

宴会シーズンが近づくと、隠し芸として手品をマスターしたいと考える人が少なくありません。東急ハンズのパーティーグッズコーナーに行くと、“消えるコイン”とか“お札を突き刺すボールペン”といったいろいろなマジックボックスが売られています。「これさえあれば、トリックが仕組まれた小道具と方法がわかるのだから」と喜び勇んで買ってみたところで、鮮やかに演じてみせるには手先の器用さ技術訓練が必要で、改めてマジシャンのすごさを実感することになるようです。 特に、何の仕掛けもない普通のトランプを使ったカードマジックをやろうものなら、マジシャンとの差は歴然。私などは、マジシャンが５２枚のトランプを取り出して、涼しい顔をしたまま一瞬のうちにピッタリ２６枚ずつの束に分け、両手に分かれた２つの束をパラパラパラとキレイに１枚ずつ入れ子状にするシャッフルを見せられただけで、脱帽です。 こんな話をすると「秋山は、不器用な人

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　【秋山仁のこんなところにも数学が】（９１）　不器用な人のためのカードマジック