具体的手法見えぬネット社会への介入 フィンランド銃乱射の波紋広がる (1/2ページ) - MSN産経ニュース

２３日、メディアに届けられたサーリ容疑者の映像。動画サイトには地面に銃を連射する映像などが投稿されていた（ロイター） 犠牲者１０人を出したフィンランドでの校内銃乱射事件。犯人が犯行を予告するような映像を動画サイトに投稿しており、警察当局は事件前日に事情聴取に踏み切ったが、結局は凶行を防げなかった。同国では昨年１１月、中高等学校で８人射殺事件が起きたばかり。この時も犯人の男子生徒が、ビデオ映像を同じ動画サイトに投稿していた。相次ぐサイバー空間からの“犯行予告”に現実社会は頭を痛めている。 事件は２３日、首都ヘルシンキ北西約３００キロのカウハヨキで起きた。現地からの報道によると、マッティ・サーリ容疑者（２２）は、自身が料理を学ぶ職業訓練校に黒ずくめの服装で侵入し、無言で短銃を乱射。その後、自分の頭を撃ち死亡した。 サーリ容疑者は数週間前から動画サイト「ユーチューブ」に自らが映った動画計４本を投

[halca-kaukana]

｢警察当局は今回、容疑者を事前に割り出し、２２日に事情聴取と家宅捜索をした。ただ、同国では銃所持が１５歳から許されており、「映像では誰のことも直接的に脅迫しておらずそれ以上の行動はとれなかった」｣