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革靴は足になじむまで時間がかかるものだが、「うちの靴は最初から柔らかいから、たぶん靴ズレすること... 革靴は足になじむまで時間がかかるものだが、「うちの靴は最初から柔らかいから、たぶん靴ズレすることはない」と神戸の靴メーカー金谷製靴の金谷昌國社長は話す。“だんびろ甲高”と言われる日本人の足型を追求し、はきやすさと軽さにこだわった同社のビジネスシューズは、「革靴なのにスニーカーのような感覚で歩ける」とリピーターに支えられ口コミで広まっている。 「大事なのは木型」という同社のビジネスシューズは、足入れ部分の深さが絶妙で中敷のクッションには衝撃吸収に優れたオリジナルを使用。さらに、ゆったりとした4Eの靴幅でありながら甲でフィットする独特の作りだから足先はのびのびと動く。下り坂などで足が前に出てしまいがちな時も靴が足についてくるからとても歩きやすい。 革は長年の付き合いのある姫路のタンナーから独自ルートで仕入れ、10工程以上の作業の全てを神戸の靴職人が手がける。履き心地のために見えない所にお金