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Space Japan Review, No. 67, April / May 2010 1 高速衛星通信に適した誤り訂正符号 その1 名古屋工業... Space Japan Review, No. 67, April / May 2010 1 高速衛星通信に適した誤り訂正符号 その1 名古屋工業大学 岡本英二 1.まえがき 星通信はその広域性と地上災害などに対する高安定性により,放送も含め幅広く用いられて いる.近年の有線・無線通信の大容量化に伴い,衛星通信においても高速化が進んでいる [1,2].一方,衛星通信を含む宇宙通信では,長い通信距離に伴う減衰を補うことを理由として 見通し通信を行うことが前提であるため,直進性の強い周波数帯を用いることによる不都合は大きくなく, 従来よりマイクロ波,ミリ波帯などが用いられており,光を用いた通信も研究開発なされている[3].宇宙通 信の主な形態は深宇宙を含めた衛星間通信,地上-衛星間通信であるが,地上無線と比べると長距離 通信に伴う減衰が非常に大きい.また地上-衛星通信においては,大気の揺らぎ,
2020/04/23 リンク