[竜王戦] ▲羽生善治ー△谷川浩司 相矢倉、羽生名人が脇システムに誘導

第28期竜王戦1組 ▲羽生善治ー△谷川浩司 9勝2敗と得意にしている脇システムを採用 ▲4六角 谷川九段は前期、広瀬八段を角換わりで下し、５年ぶりに1組へ復帰。対する羽生名人は「今年こそ永世竜王を」という例年通りの期待が掛かった今期。 ２人の対局は本局が165局目、現役同士では一番多い対局数です。勝ち数は羽生名人が102勝ちと圧倒していますが、一時代を作った両者の対局が楽しみなファンも多いかと。 戦型は相矢倉に。 谷川九段は後手では中飛車や横歩が多かった印象で、後手矢倉を見るのは久しぶりな気がします。 羽生名人の脇システムは一昨年、2013年の王位戦、対行方八段戦以来の採用になりました。 参考棋譜：第53期王位戦七番勝負 第３局 羽生善治王位 対 行方尚史八段 33手目 ▲2六歩 まだ前例の多い局面で昼食休憩に この局面で昼食休憩に。良くある形ですので、端歩の突き合いで微妙に変化するぐらい