デザイナーズノート：アマルフィ/Amalfi : 精神科医のボードゲーム日記

アマルフィの制作・販売が完了した 2018年の秋に着手してから2年弱 常に頭の一部分に1つのゲームが存在し続けた アマルフィは自分が常に考え続け、構築し、洗練し、リソースを注ぎ続けないとモノにならない そういうような事象だった そうしたもの、長いあいだ育ててきたもの 「今後はアマルフィについて考える必要がない」 「むしろ頭を切り替えて、新作ないし拡張に目を向けていかないとならない」 現状こうした状況にあり、とても不思議な感情を覚えている 達成感と安堵感と寂寥が入り混じったような、なんとも言えない感情を抱いている 「受験を終えたときの喪失感に少し似ている」 と感じる 解放された大きな満足感と、 「多くのリソースを割いてきたフィールドに、二度と立つことができない」 という少しの寂しさと この感覚が消えないうちに、アマルフィができあがるまでの工程をおおまかに記す ※本記事は2020/4の入稿直後