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青山悟
久しぶりにギャラリー巡りをした。 と言っても2カ所だけど。 無人島プロダクションでChim↑Pom 「REAL T... 久しぶりにギャラリー巡りをした。 と言っても2カ所だけど。 無人島プロダクションでChim↑Pom 「REAL TIMES」展、 Taro Nasuで2つの個展、秋吉風人「こんなにも贅沢な沈黙」 榎本耕一「ふだらくとかい」。 Chim↑Pomは今回の震災を主題にした生々しい表現。 一方の秋吉風人、榎本耕一、2人の個展は、個人的に震災というフレームを抜きに 落ち着いてみれた久しぶりの展覧会だった気がする。 大学院の頃、先生にずっと「アーティストとしてあなたは自分をどこに位置付けるのか?」と聞かれ続けたのを思い出した。 美と醜、善と悪、前衛と保守、政治性と非政治性、などなど、 アートの価値観は多様でありつつループしている。 一つの価値観を選択することで排他的になるのではなく、自分を循環の中に位置付けること。 学生時代は簡単そうに思ってたし、頭では理解しているつもりだった