（おじさん自然体）秘密保護 大きな声で秘密ぽろっ：朝日新聞デジタル

東京・赤坂見附の飲み屋街。赤ら顔の会社員男性（６２）が大きな声で話していた。「きょう食べたふぐさぁ、３人で６万円だったのよ。会社の金じゃないと食べんよなあ」。その直後、慌てて口元に指１本たてて、「あっ、秘密保護法、秘密保護法！」。おとうさん、大丈夫ですよ、心配しなくても。 ◇ 「おじさん自然体」でおなじみのイラストレーター、なかむらるみさん（３３）の新刊本「おじさん追跡日記」が２３日に発売されました。 女装が趣味だったり、金魚すくいに熱を上げたりという個性的なおじさん２４人が登場。なかむらさんならではの観察眼を生かしたイラストのほか、一緒にお酒を飲んだり仕事場を訪問したりしたエピソードをまじえたエッセーも。四六判、１２８ページ。税抜き千円。問い合わせは文芸春秋（０３・３２８８・６２２８）。

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赤ら顔の会社員男性（６２）が、なぜ６２歳と分かったのか？あ、秘密保護法