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広島土砂災害、四十九日の法要営む:朝日新聞デジタル
広島市で起きた大規模土砂災害の犠牲者のうち10人の四十九日法要が28日、地元の寺で営まれた。遺族... 広島市で起きた大規模土砂災害の犠牲者のうち10人の四十九日法要が28日、地元の寺で営まれた。遺族ら約100人が参列し、祈りを捧げた。 法要があったのは安佐南区八木4丁目の浄楽寺。住職による読経の中、遺族らは遺影の前で焼香した。 八木3丁目の自宅で亡くなった西山俊彦さん(53)の伯父塚井数馬さん(89)は「自然の力にはかなわないが、やりきれない」と言葉を詰まらせた。親族らによると、西山さんは先月20日未明、自宅1階の台所で母と話をしていた時に土砂に襲われた。救助された母は西山さんを失い、ショックを受けているという。 八木4丁目で亡くなった宗畑秋子さん(71)の義兄石高巌さん(79)は「まじめで明るい人だった。悔しく、残念な気持ちでいっぱいです」。大切な人を失った遺族らに対し、桐原孝之住職(65)は「これからも力強く生き抜いていただきたい」と語りかけた。
2014/09/29 リンク