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救急出動、最多2万432件 搬送困難事案急増 昨年の高知市:朝日新聞デジタル
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救急出動、最多2万432件 搬送困難事案急増 昨年の高知市:朝日新聞デジタル
新型コロナウイルスの感染拡大で救急医療体制が逼迫(ひっぱく)しているとし、高知市は13日、緊急性の... 新型コロナウイルスの感染拡大で救急医療体制が逼迫(ひっぱく)しているとし、高知市は13日、緊急性の高い傷病者が救急車を使えるよう市民に協力を呼びかけた。市消防局によると、昨年1年間の救急出動は2万432件で過去最多を記録。昨年12月以降、受け入れ先の医療機関がすぐに見つからない「搬送困難事案」が急増しているという。 市消防局によると、昨年1年間の救急出動は2万432件(前年比2572件増)、搬送人員が1万8183人(同1799人増)と、いずれも統計が残る1964年以降で過去最多となった。新型コロナの感染拡大の影響もあり、搬送先が30分以上見つからないなどの「搬送困難事案」が1年間で804件あった。 今月に入ってからも出動件数は高止まりの状況にあり、医療機関への受け入れの照会を30回以上した事例もあったという。10日には1日あたりの出動件数が99件と、昨年1年間の平均件数の1・8倍だった。