（書評）『租税抵抗の財政学 信頼と合意に基づく社会へ』 佐藤滋、古市将人〈著〉：朝日新聞デジタル

◇格差と再分配、真正面から議論 若き財政学者２人による、意欲的な一冊。ピケティブームで日本でも格差論が再燃する中、「では、どういう租税＆再分配パッケージがいいのか」という疑問に対し、真正面から提言している。 日本は他国と比べ、租税負担が最も小さな部類に属している。一方で、増税することへの反発… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

[dongfang99]

「逆進性のある消費税ではなく累進的な所得税」はこの本の主要な論点ではない。この本が特筆している「再分配のパラドックス」の話に全く言及がない。あえて遠慮したのだろうが率直な批判もほしかった。

[maturi]

http://d.hatena.ne.jp/morningrain/20141225/p1　佐藤滋・古市将人『租税抵抗の財政学』 　西東京日記　in hatena "この本で主張されている「選別主義よりも普遍主義」という考えには非常に説得力を感じました。"

[okbc99]

"本書が重視するのは、逆進性のある消費税ではなく、累進的な所得税だ。例えば本書推計では、減税が行われる前の1987年の所得税率に戻すだけで、5兆円以上の増収が見込めるという。"