asahi.com（朝日新聞社）：豪雨災害の山口、再び強い雨 捜索作業も打ち切り - 社会

新たに避難勧告が出て、避難者が増えた右田中学校の体育館＝２４日午後５時４３分、山口県防府市、水野義則撮影大量の土砂が流入した真尾川＝山口県提供 集中豪雨で大きな被害が出た山口県では２４日午後から再び雨脚が強まり、局地的に激しい雨に見舞われた。２５日にかけてさらに強い雨が予想されており、県や市は避難勧告や二次災害への備えに追われた。県内ではこの日、行方不明だった３人の遺体が見つかったが、防府市の被災現場では捜索隊の安全を考慮し、予定より早く作業が打ち切られた。県内の死者は１４人、行方不明者は３人となった。 死者・行方不明者１４人が出た防府市は午後８時までに、市内の約１万４千世帯、約２万６千人に避難勧告を出し、１千人近くが市内の公民館などに避難している。一部地域では山の斜面にひび割れが確認され、ため池が決壊する恐れもあるという。 また、山口市でもがけ崩れや土砂災害の危険が高まったとして、