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asahi.com(朝日新聞社):墜落前の悲鳴「今も耳に」 日航機の管制官、沈黙破る - 社会
■同53分28秒(同4) 「えーアンコントロール。ジャパンエア123、アンコントロール」 「了解... ■同53分28秒(同4) 「えーアンコントロール。ジャパンエア123、アンコントロール」 「了解しました」 これが最後の交信になった。 3分後、糸の切れたたこのように画面上を点滅しながら漂っていた機影が止まった。その場で十数秒間点滅した機影は突然、消えた。 体に電気のようなしびれが走った。薄暗い管制室は静まりかえった。背中越しに指示を送っていた上司も、先輩も黙っていた。30秒ほどして、上司に促されて呼びかけてみた。「ジャパンエア123、ジャパンエア123」。応答はなかった。 ヘッドホンを外し、席を立った。別室で報告書を書いた。妻には「いつ帰れるか分からない」と電話で告げた。頭の中で何度も、交信した「最後の30分」を繰り返していた。 朝方に帰宅して、墜落した機体をテレビで見た。ショックを気遣った上司に数日、休みを与えられた。事故原因を調べる国の航空事故調査委員会や警察から、事情
2010/08/13 リンク