asahi.com（朝日新聞社）：犯人隠避罪の被告に１年６カ月求刑 立川６億円強奪事件 - 社会

印刷 東京都立川市の「日月（にちげつ）警備保障立川営業所」で５月、現金約６億円が強奪された事件で、犯人隠避罪に問われた無職伊藤彩人被告（２６）＝横浜市＝の初公判が２５日、東京地裁立川支部（寺沢真由美裁判官）であった。伊藤被告は起訴内容を認め、検察側は懲役１年６カ月を求刑した。判決は来月６日の予定。 この事件をめぐって１０人が逮捕され、８人が起訴された中で最初の公判。起訴状によると、伊藤被告は５月３１日夕から夜にかけて、元暴力団幹部の住所不定、無職佐久間努被告（３７）＝銃刀法違反罪で起訴＝と共謀し、実行役の住所不定、無職渡辺豊被告（４１）＝強盗傷害罪などで起訴＝を横浜市から大阪市まで車で送り、逮捕を免れさせようとしたとされる。 検察側は冒頭陳述で、伊藤被告は、佐久間被告から渡辺被告が事件の関係者と紹介されたうえで、逃走のための運転手役を引き受けたと指摘。検察側は論告で「被告は直接的、重