asahi.com（朝日新聞社）：ガソリン１６０円超えたら２５円減税 政権方針 - 政治

鳩山政権は１８日、２０１０年度も実質的に維持するガソリン税の「暫定税率」を、価格高騰時は停止する措置を決めた。ガソリンの小売価格が３カ月連続で１リットル＝１６０円を超えれば約２５円分の税率を停止、１３０円を下回れば復活する。暫定税率廃止を掲げたマニフェストを修正し、税率維持を決めたことへの国民の不満を和らげる狙い。 菅直人副総理兼財務相らが出席した１８日の政府税制調査会の全体会合で決めた。昨年１２月に閣議決定した１０年度税制改正大綱で定めた仕組みで、今年２月に国会に提出する税制改正関連法案に盛り込む。大綱などでは「国民生活を守るため」としているが、かえって石油業界や消費者が混乱する可能性がある。 現在、ガソリン税には本来の税率（１リットルあたり２８．７円）に加え、道路建設のために導入された暫定税率（同２５．１円）が上乗せされている。鳩山政権は暫定税率制度は４月に廃止するが、新たな租税特

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鳩山政権は１８日、ガソリン価格が高騰したときに税率を下げる仕組みを決めた。ガソリンの小売価格が３カ月連続で１リットル＝１６０円を超えれば約２５円分の上乗せ税率を停止し、逆に３カ月連続で１３０円を下回れ