asahi.com（朝日新聞社）：広島市長に松井氏が初当選確実 前副市長の豊田氏ら破る - 政治

秋葉忠利・前市長（６８）の後任を新顔６人が争った広島市長選は、無所属で元厚生労働官僚の松井一実氏（５８）＝自民、公明推薦＝が、無所属で前副市長の豊田麻子氏（４５）、元ＮＨＫ記者の大原邦夫氏（６１）らを破り、初当選を確実にした。 ３期１２年務めた秋葉氏が退任を表明。市長選のたびに事実上分裂し、敗北を重ねてきた自民が松井氏の擁立で結束。公明も告示直前に推薦した。松井氏は、秋葉氏が進めた夏季五輪招致構想など主要政策を否定。秋葉氏の実質的な後継で、民主、社民などが支援した豊田氏との競り合いとなったが、組織力で上回った。 ２０１１統一地方選