asahi.com（朝日新聞社）：西武の大久保前コーチ、契約解除無効など求め提訴 - スポーツ

選手に暴力を振るったとして昨年７月に西武を解雇された大久保博元・前２軍打撃コーチが２７日、契約解除の無効確認と未払い報酬、損害賠償金など計２１２６万３千円の支払いを求めて、東京地裁に提訴した。 大久保氏側は訴えの中で、「解雇に理由がないこと」「解雇に際して弁明の機会を与えられていないこと」「名誉、信用が損なわれたこと」を主張。代理人の阿部鋼弁護士は「暴行に関する事実誤認と、解雇に理由がないことを改めて主張し、プロ野球コーチの労働者としての立場にスポットを当てて争う」と話した。 西武の小林信次球団社長は「（提訴について）連絡は来ていない。今まで通り毅然（きぜん）とやっていくことに変わりはない」と話した。