「元船員の被ばく認めよ」 高知で浜松の医師訴え｜静岡新聞アットエス

１９５４年に米国が太平洋のビキニ環礁で実施した水爆実験をめぐり、第五福竜丸以外に被災した日本漁船の元乗組員やその遺族らを船員保険で救済することを目指して高知市で１１日、意見交換会が開かれ、この問題に詳しい浜松市の聞間元医師が「被ばくしたことを政府に認めさせることが重要だ」と強調した。 実験による被害について長年調査している市民団体「太平洋核被災支援センター」（高知県宿毛市）などが主催し、元乗組員や弁護士ら約１０人が参加した。 高知市の元乗組員桑野浩さん（８３）が過去に胃がんや心筋梗塞になったことを訴えると、聞間医師は「放射線との因果関係は否定できない。一定の期間被ばくした状況があり、さらに特定の病気になったなら補償すべきだ」と指摘した。 会合では救済のためのチーム発足も決定。広く協力者を求める。 新成人の男、夫婦はねた疑いで逮捕 湖西の式典会場 （2016/1/11 07:53） 「