中日新聞:「精神疾患つけ込み勧誘」 野村証券に５４００万円賠償命令:社会(CHUNICHI Web)

トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 「精神疾患つけ込み勧誘」 野村証券に５４００万円賠償命令 2010年9月9日 朝刊 精神疾患で治療を受けていた女性＝当時（６２）＝に野村証券（東京）の営業担当５人が金融商品の取引を繰り返させたのは違法だとして、浜松市に住む遺族が同社に損失分など６６００万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が８日、名古屋地裁であった。河村隆司裁判官は「担当者への依存傾向が強い女性を思うがままに勧誘した」と違法性を認め、同社に５４００万円の支払いを命じた。 判決などによると、女性は１９９４年３月に同社浜松支店に口座を開設し、取引開始。投資信託や外国債の売買を５００回近く繰り返し、亡くなる２００６年１１月時点で４９００万円の損失があった。 判決理由で河村裁判官は「女性が当時、薬を服用せず症状が強く出ている状態で接していたのに、担当者全員が精神疾患を知らなかったと

[nilab]

「精神疾患つけ込み勧誘」野村証券に5400万円賠償命令:浜松支店:投資信託や外国債の売買を500回近く:亡くなる2006年11月時点で4900万円の損失があった:担当者への依存傾向が強い女性を思うがままに勧誘した

[sarutoru]

[[court decision][mental illness]>遺族が同社に損失分など６６００万円の損害賠償を求めた訴訟