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CineMagaziNet! no.13
1.近づくことで、遠くへ あらゆる場所、あらゆる分野において、その端倪すべからざる才能にふさわしい... 1.近づくことで、遠くへ あらゆる場所、あらゆる分野において、その端倪すべからざる才能にふさわしいだけの分析を受けていない芸術家がいる。アメリカ映画におけるその筆頭はアンソニー・マンである。かつてジャン=リュック・ゴダールをして、「私はグリフィス以降[・・・]これほど斬新ななにかを見たことは一度もない」(357)といわせた映画作家であるにもかかわらず、マンについての本格的な研究はおどろくほど少ない。むろん概説的な文章や、断片的にではあれマンの映画をとりあげた論考は、これまでにもあふれるほど書かれてきた。ところがマンのさまざまな映画を統一的に、しかも詳細にあつかった論考となると、ほとんど見当たらないというのが現状なのである。 じっさい本国アメリカで執筆されたマンについてのまとまった研究書は、現在にいたるまでただ1冊しかない。映画学者ジェニーン・ベイシンガー(Jeanine Basinger)