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岐阜提灯とAKARI - D&DEPARTMENT PROJECT
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岐阜提灯とAKARI - D&DEPARTMENT PROJECT
国内で唯一、AKARIの製造を手がけるのは岐阜県の株式会社オゼキ。 創業明治24年の老舗提灯メーカーであ... 国内で唯一、AKARIの製造を手がけるのは岐阜県の株式会社オゼキ。 創業明治24年の老舗提灯メーカーである。 オゼキの東京ショールーム。通りに面した1、2階部分は全面ガラス張り。 入り口から2階に続く階段部分は吹き抜けで、上から吊られた巨大なAKARIが出迎えてくれる。 オゼキでは、絵柄や大きさ、形状の異なるさまざまな提灯を職人の手で作り続けている。 主力製品は地場産業の岐阜提灯。細い竹ひごに和紙を張り、花鳥風月を描いた伝統工芸品である。 火袋が二重になった提灯。中の火袋に描いた絵がぼんやりと浮き出て美しい。 専門の職人が、手描きまたは刷り込みをして絵柄を入れる。 七夕に飾る変形提灯(上)や、現代の小さな仏壇に合わせた手の平サイズの提灯(下)もある。 AKARIが日本で初めて販売されたのは1953年。その頃既に芸術家として名を馳せていたイサム・ノグチの作品であるにもかかわ