ロシア代表ニュース45：浮き彫りとなったロシアの問題 : ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪 服部倫卓ブログ

W杯ブラジル大会では、ベスト８に残ったチームが全部、一次リーグで１位抜けだったんだってねえ。現在の大会方式になってから、初めてとのことで。日本代表に関し、「２位抜けをすれば、意外と日程がラクになって…」などと、能天気な談義をしていた自分たちが、恥ずかしい。まあ、ロシアの事前の論調も、同じように甘ちゃんなものだったけど。 さて、今回ロシア代表がグループステージで敗退して、そのサッカーの抱える根本問題のようなものが、改めて浮き彫りになってきたような気がする。ロシア国内では、案の定、「カペッロ、金返せ」みたいな声が上がっているようだ。そうした中で、注目すべき見解として、ディナモ・モスクワでかつてFWとしてプレーしたA.ヴォロニン氏のこちらの意見がある。ヴォロニン氏いわく、「ロシア・リーグでは、外国人選手が多数おり、非常に高額な報酬を受け取っている。その一方、才能のあるロシア人の若手の出場機会は、

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ロシアリーグは外国人のFWに頼って国内のFWが出てこない。