児童ら苗木を植樹 奥州・衣川の国有林 « Iwanichi online 一関・両磐地方のニュース

「平泉の文化遺産」を支える歴史的木造建築物の修復用資材を長期にわたり生産、供給しようと２０１１年度「平泉古事の森づくり」（平泉古事の森育成協議会主催）が１９日、奥州市衣川区の月山国有林で行われた。平泉町立平泉、長島両小学校と同市立衣川、衣里両小の４年生計９７人が参加。岩手南部森林管理署職員らの指導を受けながらヒバなどの苗木２００本を植樹し、未来に向かって神社、仏閣などの修復材となるよう成長を願った。 同協議会会長の菅原正義平泉町長が「６月に国連教育科学文化機関（ユネスコ）世界遺産登録された『平泉の文化遺産』は東北、北海道で初の文化遺産。その遺産を構成するお寺などの修理に使う木は、皆さんが一本一本植えた苗木を将来用いることになる。森を大切に育てていこう」とあいさつ。同管理署職員が、植樹の注意事項などを説明した。 同日は、爽やかな秋晴れに恵まれ、絶好の植樹日和。各校の事前学習で基礎的な事項

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児童ら苗木を植樹 奥州・衣川の国有林