「「妻の命１日でも長く」松本サリン事件１４年、通報者の河野さん」事件です‐事件ニュース:イザ！

松本サリン事件から２７日で１４年になるのを前に、第一通報者の河野義行さん（５８）は２６日、サリンの重い後遺症で現在入院している妻、澄子さん（６０）の容体について「医師から余命が３カ月以内ではないかと言われているが、１日でも長く生きてもらえるよう一日一日を大事にしていく」と記者団に述べた。 義行さんによると、澄子さんは事件後に意識混濁の状態になり障害者支援施設に入所。今月１１日には発熱などで病院に救急車で運ばれた。腸の機能が落ちて、点滴で栄養を補っているという。 ２６日には長野県松本市の菅谷昭市長が市内の病院に澄子さんをお見舞い。面会後、菅谷市長は「『澄子さん』と話し掛けると、目を動かし一生懸命生きようとされている。この事件を風化させてはいけないと余計痛切に感じる」と話した。

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