エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
日本船主協会:海運資料室:海運雑学ゼミナール 224「2乗3乗の法則」でわかる大型化で輸送効率が高まる理由
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
日本船主協会:海運資料室:海運雑学ゼミナール 224「2乗3乗の法則」でわかる大型化で輸送効率が高まる理由
コロンブス船隊の旗艦「サンタマリア号」は、わずか100総トン程度の現代でいえば小型船だった。その後、... コロンブス船隊の旗艦「サンタマリア号」は、わずか100総トン程度の現代でいえば小型船だった。その後、時代を追って船の大型化は進み、今や数十万重量トンの巨大タンカーまで出現した。その背景には建造技術の進歩もあるが、それ以上に大きな理由が経済性の向上だ。 船の寸法を大きくした場合、船の容積は3乗で増えるのに対し、船の表面積は2乗でしか増えない。船の受ける抵抗は主に表面積に対して働くから、当然抵抗もおよそ2乗の関係となる。これを「2乗3乗の法則」という。 抵抗の増加で燃料消費量が増えても、貨物の積載量がそれ以上の割合で増えるため、貨物量単位でみれば燃料効率は向上するわけだ。 ただしこれはあくまで計算上の数字。実際に船を運航するうえでは、つねに大きい方が有利というわけにはいかない。 例えば荷役効率の問題がある。船型を大型化しても、それに見合う荷役能力の向上がなければ、荷役時間が長びくだけで、全体の