河北新報 東北のニュース／八木山動物公園の人気者、インドゾウ「ヨシコ」が死亡

八木山動物公園の人気者、インドゾウ「ヨシコ」が死亡 多くの市民に愛されたヨシコ（仙台市八木山動物公園提供） 仙台市八木山動物公園で飼育されていた雌のインドゾウ「ヨシコ」が８日午後、息を引き取った。動物公園が９日、発表した。推定年齢は４４歳で、人間に置き換えると５０代後半だった。 タイ生まれのヨシコは、生まれて間もない１９６６年１１月に来園し、ほぼ全生涯を動物公園で過ごした。もう一頭のインドゾウ「トシコ」（推定５７歳）と姉妹のように仲良く遊ぶ姿が人気を集めた。 動物公園によると、関節炎のためか半年前から四肢の調子が思わしくなく、ここ約２カ月は屋外に出ることはなかった。８日午前に横たわり、飼育員がチェーンなどを使って起こそうとしたが午後５時ごろ、死亡した。ゾウなどの大型動物は立てなくなると、自分の体重で胸部や腹部が圧迫され、致命傷になるという。 遠藤源一郎園長は「遠い国から仙台に来て、長

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ヨシコ…！1966年からずっと私たちを楽しませてくれたヨシコ。どうか安らかに。