河北新報 東北のニュース／待望のカーフェリー 気仙沼・大島へ月末にも就航

待望のカーフェリー 気仙沼・大島へ月末にも就航 今月末ごろの就航を目指すカーフェリー「ドリームのうみ」＝１９日午前８時ごろ、気仙沼港 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の離島・大島と同市の本土を結ぶ大島航路に待望のカーフェリーが復活する。大島汽船（白幡昇一社長）が、広島県江田島市から「ドリームのうみ」（３９７トン）を借り受け１９日、気仙沼港に到着した。 同社はカーフェリー２隻を浦の浜（大島）―気仙沼商港間で運航していたが、津波で旅客船５隻とともに陸に打ち上げられたり、沈没したりして運航できなくなった。 代わりのフェリーを探し、江田島市営で同市能美町―広島港間を行き来していた「ドリームのうみ」を半年間、無償で借りられることになった。 同船は全長５９．３メートル。乗客３００人、乗用車２０台の乗船が可能。今後、航路調査や操船の習熟訓練を行い、今月末ごろ、浦の浜―旅客船乗り場（エースポート

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（河北）待望のカーフェリー　気仙沼・大島へ月末にも就航　運航再開で工事車両や自家用車の行き来が可能になる。大島の本格的な復興につながってほしい