ジョーゼットとは(georgette) | 生地屋本店

Ａ．経(タテ)と緯(ヨコ)の糸に強撚糸(撚糸回数2,000T/m以上)を使用して粗く織った生地を 高熱をかけて練った織物です。多くは透けていてシャリ感があり春夏用の織物です。 ２０世紀初頭のフランスのドレス・メーカ Georgette de la Plante にちなんで名づけられたと言われています。 高級なジョーゼットは非常に柔らかく(絹と間違う程) 表面に微妙なシボが発現しています。これがジョーゼットの生命です。 シボの大きなものは縮緬（ちりめん）と呼ばれる生地ですが、それに対して高級なジョーゼット生地は 細かいシボが一様に立っています。このシボがジョーゼットのふくらみ感やドレープ感 ドライ感 手触りの良さの元になっています。 よく「シボなんかいらない、値段が安い方が良い」なんて言われると悲しくなります。例えば撚糸回数を落とす、正規のシボ立て工程をしないなど製造工程で手を抜けば シボの

[kijiya]

ジョーゼットの定義