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科学者というよりむしろ哲学者/レイバーネットTV「小出裕章さんに聞く」を観て
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科学者というよりむしろ哲学者/レイバーネットTV「小出裕章さんに聞く」を観て
黒鉄 好 放送アーカイブ(100分) 小出さんの講演会には何度か参加しています。話を聞くたびに思うので... 黒鉄 好 放送アーカイブ(100分) 小出さんの講演会には何度か参加しています。話を聞くたびに思うのですが、すぐに数値の話に持って行きたがる御用学者と違って、小出さんのお話は「人間として我々はどのように生きるべきか」を説いていて、科学者というよりはむしろ哲学者のようです。 「いつ死んでもかまわない」という小出さんの死生観には強い共感を覚えます。3.11を福島で迎えたとき、私自身も「ああ、これで自分は死ぬんだ」と思ったからです。私もスピーチや講演を依頼されたときは「原発の電気を使うくらいなら死んだ方がマシだ」と発言し続けてきました。3.11以降の12年間、「今日が自分の人生最後の日になっても恥ずかしくないように生きよう」と思い、それを実行してきました。カネのために原発を動かし続けようとする人たちに小出さんや私のような覚悟があるようにはとても思えません。 ウクライナ戦争で未曾有のエネルギー危機