震災後初！相馬・松川浦でアサリ漁 「大きく育っている」：福島民友ニュース：福島民友新聞社 みんゆうNet

相馬双葉漁協は２０日、相馬市の松川浦でアサリの試験操業を行い、漁業者が東日本大震災後初めて地元のアサリを水揚げした。８月まで週１回のペースで出漁し、１回当たり３００キロを上限にアサリを取る。 同日は快晴で風も穏やかな絶好の漁日和。午前８時過ぎに同漁協松川事務所前の船着き場から船１０隻が出漁した。漁場に着いた漁師は次々と松川浦内に降り、マンガと呼ばれる熊手のような道具で水底をかいた。約１時間の操業で上限の３００キロを水揚げした。 操業に参加した同漁協理事で松川地区副代表の菊地寛さん（７０）は、アサリ漁歴約５５年の大ベテラン。「震災後に取っていなかった分、大きく育っている。日本一のアサリだね」と声を弾ませた。

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（福島民友）震災後初！相馬・松川浦でアサリ漁 「大きく育っている」　８月まで週１回のペースで出漁し、１回当たり３００キロを上限にアサリを取る。