「なにわ筋線」見極めへ 南海電鉄が担当部署：産経関西（産経新聞大阪本社公式ニュースサイト）

南海電気鉄道は１８日、大阪の都心と関西国際空港を３０分台でつなぐ「なにわ筋線構想」などを具体的に検討する都市交通計画部を新設すると発表した。これまで経営企画部と鉄道営業本部が担当していたが、窓口を一本化して事業の採算性などを見極める。 都市交通計画部は６月２６日付で経営政策室内に設置。なにわ筋線構想だけでなく、堺市のＬＲＴ（新型路面電車）など同社の都市交通についての課題などを検証し、国や自治体との調整も手がける。 なにわ筋線はＪＲ新大阪駅を起点に、ＪＲ難波と南海汐見橋の両駅を結ぶことで、ＪＲ阪和線と南海本線で大阪都心と関空をつなぐ路線。平成１６年の近畿地方交通審議会答申で「中長期的に望まれる新路線」と位置づけられたが、具体的な動きはなかった。 今年２月、金子一義国土交通相が「検討を進める」と発言したことで、実現に向けた調整がスタート。４月１７日には、ＪＲ西日本や私鉄のトップが集まって

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「「なにわ筋線構想」などを具体的に検討する都市交通計画部を新設」「南海は平成２３年春の開業を目指す堺市のＬＲＴの運営事業者に決まっており、堺市との連絡調整なども担当」