図書館の今と 未来語り合う - 山梨日日新聞 みるじゃん

県公共図書館協会や県図書館協会などは３０日、甲府・県立図書館で「つかえる！図書館－子どもから大人まで、広げよう図書館の可能性」をテーマに、第２７回県図書館大会を開いた。 県内の公立、学校の図書館職員や図書館ボランティアら約２５０人が参加。日本図書館協会の塩見昇理事長が、図書館を取り巻く現状や課題について報告した。 シンポジウムでは、塩見理事長、杏林大外国語学部の金田一秀穂教授、県立図書館の阿刀田高館長がパネリスト、ＮＨＫエグゼクティブアナウンサーの国井雅比古さんがコーディネーターとなり、読書や図書館について、また図書館のこれからを語り合った。パネリストからは「幼いうちに、タブレットなどではなく、『紙でできた本の形』を好きになることが必要」「読書によって言葉は磨かれる」などの意見が出た。 県内図書館の活動成果などを紹介する展示や図書館ツアーも行われた。

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第２７回県図書館大会