東京新聞:乳牛の発情を検知 産技総研ベンチャーと筑波大など開発 対テロシステム応用:茨城(TOKYO Web)

産業技術総合研究所発ベンチャーの融合技術研究所（東京都千代田区）は筑波大などと共同で、ビデオカメラの映像から乳牛の個体を識別し、発情した乳牛を検知することに成功した。県内の酪農家などで実証実験し、来年秋の実用化を目指す。 （小沢伸介） 発情した乳牛は、背後から別の乳牛にのしかかられることが多い。この動作を「異常」と判定し、ただちに電子メールで管理者に通知する仕組みだ。テロ対策として、群集の中から歩き方や行動の異常を瞬時に検知するシステムを応用した。