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【中世】星月夜の織姫|言霊 -日本の物語を語り継ぐ-
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【中世】星月夜の織姫|言霊 -日本の物語を語り継ぐ-
ツイート 五百年程昔、摂津の国豊島群の広台寺というお寺に牡丹花肖栢(ぼたんかしょうはく)という歌人... ツイート 五百年程昔、摂津の国豊島群の広台寺というお寺に牡丹花肖栢(ぼたんかしょうはく)という歌人が居りました。 ある日、肖栢は猪名野にある五社神社に立ち寄りました。 この辺りは"秦郷"と呼ばれる梅の名所で、かつて五世紀頃には秦氏の納める土地でした。そこには日本の物とは違う変わった形の古墳があり、誰の物か分らないそれを肖栢は一度見てみたいと思っていたのです。 古墳の前に付くと早速肖栢はその小さい入口へと腰を屈め潜り込みました。 中へ入って行くと、入口から差し込む光も乏しく成り、次第に真っ暗で何も見え無くなりました。 肖栢の耳には水が滴る音だけが響いてきます。その静かにも寂しい音はどこかそら恐ろしくも感じられました。 しかし、暫く耳を澄ませていると、水の滴る音が次第に一定の調子を持って肖栢の耳を楽しくくすぐり始めました。そうして不思議に思った時には肖栢の額を撫でる薄衣の感触、芳しい