ほとんどが海外製、スケートの「刃」を燕から : 経済 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

試作品のブレードをスケート靴に取り付ける岡崎さん（２０日、新潟市中央区の新潟アサヒアレックスアイスアリーナで） 金属加工業が盛んな新潟県燕市の官民が一体となり、フィギュアスケートのブレード（刃）の開発に乗り出している。 溶接や研磨など地域が誇る技術を結集し、２０１８年度中に製品化へ道筋をつける計画。発起人となった県スケート連盟理事長の伝井達（いたる）さん（４６）は「燕市から、世界中の人に使ってもらえるブレードを作ってほしい」と期待する。 日本スケート連盟によると、スケート靴の底につけるブレードは、ほとんどが海外製。初心者には値段も高く、修理にも時間を要するという。こうした事情を背景に、伝井さんは「燕市の技術でブレードを作れないだろうか」と２年ほど前に燕市に提案し、これがプロジェクトのスタートとなった。 市では昨年夏、燕市フィギュアスケートブレード開発研究会が発足。選手の意見を聞きながら開発

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ブレード単品、初心者向け普及価格目標、安全優先。ボブスレーと違う地に足つけた活動をしてほしい